委員会活動報告

北陸部会

2022.10.01

活動状況報告(機関誌No.133より)

■はじめに

本年度より2年間北陸部会長を務めさせて頂く安田です。

■北陸部会について

北陸部会は北陸三県(富山、石川、福井)の正会員93名で構成されています。ここ数年はコロナの影響により行事が行われておりませんでしたが、コロナ前には部会発足当初より原則、毎月第3土曜日を定例会の開催日としてほぼ毎月のように勉強会や講演会を企画し、活発に活動しておりました。

全国で未だ猛威をふるうコロナ禍ではありますが、今年4月には北陸部会総会を3年ぶりに開催し、総会後の記念講演として常木JSCA会長をお招きし、性能設計に関する話題についてご講演いただきました。以前のように毎月行事を行うことは叶わないものの、今年からは十分に感染対策を行った上で、定例会の開催頻度を増やしていく予定です。

■活動方針

「楽しくなければ北陸部会ではない!」をスローガンに、未来の会員(学生)にも参加してもらえる楽しい会を開催することを目指していこうと考えています。

■今年度の活動計画

4/16:記念講演会JSCA会長常木康弘氏

8/27:北陸部会会長杯争奪ゴルフコンペ、納涼懇親会(於:ANAホリデイ・イン金沢スカイ)

10/20~21:見学会in石川(建物&現場&工場)

11/19: 新技術・製品紹介(JFEスチール、JFEスチールシビル、JFE建材)

10/20~10/21にはJSCA事業委員会とのコラボで石川県内の建物や現場・工場の見学会が企画されています。JSCA事業委員会と何度もTV会議による打合せを行い企画し、魅力的な内容になりました。中部支部のみならず関東圏や関西圏の方の参加もあると聞いています。是非とも石川ツアーを満喫して頂きたいと思います。

2017.10.01

活動状況報告(機関誌No.113より)

■はじめに
29年度、30年度の北陸部会の部会長を務めさせていただくことになりました福井会の藤田です。よろしくお願いいたします。北陸部会の7月と9月の例会の報告をさせていただきます。

■7月例会「RC造建物の構造設計のポイント」の報告
7月例会は、7月22日(土)に常会場である石川県地場産センターにて、講師に石井和彦中部支部副支部長、森隆寿事務局長をお招きして開催しました。当日は40名あまりの会員が参加し、主に中層RC造建物を想定してルート3をどう攻略していくかのポイントについて、お二方からご講義いただきました。
講義の中では、どのような壊れ方(壊し方)を想定するか、応力解析にはひび割れ剛性低下を考慮できるが固有周期の算定は原剛性でなければならないこと、接合部などで破壊させないこと、ランダムに耐震壁が散在する場合は最大Dsからスタートした方が設計計算をまとめやすいことなど、いくつもの重要なポイントをご教授いただきました。日々の業務で多忙な中、自作資料を準備して下さったお二人にこの場を借りてお礼申し上げます。

■9月例会「鉄筋の機械式定着工法と建築構造用ケーブルの技術」の報告
9月例会は9月16日(土)に開催し、参加者は30名でした。2部構成の講習会で、第1部は「建築構造用ケーブル製品の技術」、第2部は「鉄筋の機械式定着工法とS造露出柱脚への対応」でした。
第1部の講師は、神鋼鋼線工業株式会社 技術部の松田様にお願いしました。建築構造用で多種多様に使用されているケーブル技術の詳細な内容を説明していただき、非常に興味深く感じました。講義の内容は大きく分けて下記の3項目でした。
① 新築向けケーブルの技術
吊屋根構造、張弦梁、ケーブルガーダー等、新築の建築構造用で活用できるケーブル技術について
② 耐震補強向けのケーブルの技術
既存鉄骨屋根面の耐震ケーブルブレースについて
③ 非構造部材の落下防止対策の製品について

第2部は、株式会社ディビーエス代表の山本様に講師をお願いしました。講義の内容は大きく分けて下記の2項目でした。
① 機械式鉄筋定着金物について
② 鉄骨露出柱脚部への基礎梁主筋定着について
近年の鉄筋工事では、鉄筋の高強度化や大径化に伴って仕口部での鉄筋の納まりが複雑になることがあり、コンクリートの充填性が悪くなるため、建築物の品質確保や施工管理上の問題となっています。これらを解消する方法のひとつとして、機械式定着工法の詳細な内容を解説していただきました。
今後も中大規模木造建築物の設計のポイントや、基礎梁のない架構の基礎周りの設計ポイント等々の実務に役立つ講習のほか、現場見学会も企画しています。部会外からの参加もお待ちしています。